パキスタンが初の鉱物サミットを主催、指導者らが中東の例に倣うよう呼びかけ

https://arab.news/2uk6f

イスラマバード：陸軍長官サイード・アシム・ムニルは火曜日、パキスタンの推定6兆ドル相当の天然鉱床の可能性を実現するためには外国投資家が「不可欠な部分」になるだろうと述べ、一方シェバズ・シャリフ首相は開発において中東諸国の例に倣うことを呼びかけた。そして鉱物資源の開発。

両首脳はパキスタン初の鉱物に関する専用サミットで演説しており、イスラマバードでは外国投資家、外交官、国際高官らが広く出席した。

このサミットは、パキスタンが海外投資誘致を目的に6月に設立した特別投資円滑化評議会（SIFC）の傘下で開催された。 軍はその中で重要な役割を与えられており、新たな枠組みの下であらゆるプロジェクトに関与することになる。

ムニル氏は「鉱業に対するわれわれのビジョンは金銭的利益を超えている」と述べ、連邦政府、州政府とパキスタン治安部隊は安全な投資機会を提供するという点で「同じ考え」を持っていると海外投資家に保証した。

「外国人投資家は鉱山や鉱物プロジェクトに不可欠な存在となり、彼らの投資は特別投資円滑化評議会の下で安全に確保される。我々は不必要な複雑さを回避し、有利な条件を提供する投資家に優しいシステムを確立する。」

「我が国には探査の膨大な機会があり、我々は共同の努力を通じてこれらの機会が確実に実現されるようにする」とムニル氏は付け加えた。

過去には、契約の締結方法を巡る裁判を受けて、パキスタン最高裁判所により、世界最大の未開発の銅と金鉱床の一つであるレコ・ディクの開発を合弁会社が差し止められたことがある。 パキスタン政府はその後、テチアン・コッパー社が訴訟を起こした後、世界的な仲裁機関から58億ドルの損害賠償を支払うよう命じられた。 この紛争は、バリック・ゴールド社が昨年紛争を終結させ、新たな協定に基づいて金と銅の採掘プロジェクトの開発を開始すると発表した後に初めて解決された。

パキスタンの鉱物資源が豊富なバロチスターン州と同国の北西部地域にも、武装勢力と分離主義反乱軍の本拠地があり、彼らは数十年にわたって政府に対して反乱を続けており、政府にとっては探査が困難であり、外国投資家にとっては望ましくないものとなっている。

シェバズ・シャリフ首相は火曜日の式典で演説し、パキスタンは過去の「苦い経験」から学び、鉱物資源を活用して経済を構築し強化した中東諸国の例に倣うべきだと述べた。

シャリフ氏は、サウジアラビアやアラブ首長国連邦などの国々は、石油とガス資源を基盤とすることで、パキスタンを含む他の国々に模範を示してきたと述べた。

「私たちの兄弟たちによって砂丘が進歩と繁栄の素晴らしいモデルに変えられるのなら、私たちはなぜ私たちの砂を金に変えることができないのか」と彼は尋ねた。

サウジアラビアの鉱山問題担当副大臣で技術者ハリド・ビン・サレハ・アル・ムダフィク氏もサミットに出席し、サウジはパキスタンにおける責任ある鉱物バリューチェーンの発展を可能にしたいと述べた。

同大臣は、「パキスタン、サウジアラビア、そしてこの地域の鉱物セクターの可能性を最大限に活用するための努力を結集しましょう」と述べた。

「私たちは力を合わせて、塵から発展への道を切り開き、私たちの国を鉱物資源、経済的繁栄、持続可能な成長の豊かな拠点に変えることができます…パキスタン鉱山部門の傑出した成功を間もなく祝うことを楽しみにしています。」